映画 「ファクトリー・ガール」 の熱々な共演者たちでハリウッドゴシップ
シエナ・ミラー主演の新作映画 「Factory Girl」 で、シエナ(25)とヘイデン・クリステンセン(25)のご両人が "ライブ" のセックスシーンまでエスカレートしたホットな噂が流れる。
「二人がロマンスの花を咲かせて、我々にとっても感動的な体験ではあった」 と語るジョージ・ヒッケンルーパー監督は、「シエナに聞いて下さい」 とゴシップを流したが、映画の裏方達によると、灼熱の火花を散らした二人の情熱がカメラの前で高揚されて、本物のラブシーンへ繋がったと囁かれている。
2月米一般公開予定の 「ファクトリー・ガール」..時期的にも少々宣伝臭い気もするゴシップだが、ルイジアナ州のロケーション中、婚約者のジュード・ロウがベイビーシッターと浮気した事実を知って大衝撃を受けたシエナ・ミラーが、ヘイデン・クリステンセンへ慰めを求め、つかの間のロマンスへ発展したのは事実。
知名度に欠ける理由で、製作者から一度は役を降ろされたシエナ・ミラー、婚約者のスキャンダルでスターの座が急上昇してから役へ戻されたという、いわく付きの映画で主人公を熱演。
映画:ファクトリー・ガールの背景
「ファクトリー・ガール」 (Factory Girl) は、ニューヨーク市で60年代、ポップアートの人気を博したアンディ・ウォーホルのアヴァンギャルド系短編映画に出演したモデル・女優、イーディー・セジウィック (Edie sedgwick 1943-1971) の盛衰を描いた伝記映画。 映画では、オーストラリア出身のガイ・ピアースがアンディ・ウォーホルを演じている。
1963年から70年代初期、主にリトグラフやシルクスクリーンの創作を手掛けたウォーホルが "Factory" と呼んだスタジオは、彼のオブジェだった当時の芸術家や自由思想家ほか、ポルノスターからドラッグクイーンや麻薬常用者などのアンダーグラウンドのセレブリティも含む、通称 "ウォーホル・スーパースターズ" の集会・パーティの場で知られた。
常連では、ボブ・ディランやミック・ジャガー、トルーマン・カポーティ、ジャン・ミッシェル・バスキアほか多数が知られ、シュールレアリストの芸術家サルバドール・ダリなども時たま訪れた。
イーディー・セジウィックはカリフォルニア生まれの社交家かつ相続人で、米画家ジョン・シンガー・サージャントより家族の肖像画が描かれたという、マサチューセッツ州の由緒ある家系出身。また、兄弟二人の自殺や代々続く躁うつ病に苦しんだ父親など、暗いイメージに包まれた家族背景でも知られた。
ウォーホルと意気投合したリッチで魅力的なセジウィックは、スーパー・スターズの一員としてファクトリーの女王に掲げられ、彼の短編映画に出演しながら、セレブリティに執着する当時のポップ・カルチャーに色を添えた "It girl " と呼ばれ、スピーディーで明晰夢のごときポップアイコンの名声を挙げた。
ウォーホルと絶縁後の彼女は女優としての評価が得られず、拒食症やヘロイン常用などが昂じて1971年、精神安定剤の過量服用が因で28歳の命を落とした。
ハリウッドのウォーレン・ベイティが1980年代、社交家からアンディ・ウォーホルのポップ芸術品へと変身したポップ・アイコンの生涯に映画権を取得したが、製作までには至らなかった。
「ファクトリー・ガール」 のヘイデン・クリステンセンは、セドウィックが愛した音楽家を演じており、製作側がボブ・ディランに実名変更のリクエストをされ、映画ではダニーと呼ばれる。
そのボブ・ディラン(65)は映画に対し、自分がセジウィックをヘロイン常用と死に追いやった肖像で描かれていると反撃。死の責任を負われ、名誉棄損訴訟に値すると脅かした元フォーク・ソング界の大家は、限定公開された昨年末、弁護士を通じて公開差し止め命令を求めていたが...現時点では米2月公開が予定される。セジウィックを歌ったと云われるディランの作曲に、かの "Just Like a Woman" や "Leopard-Skin Pill-Box Hat" などが知られる。